技術提案が落札に影響を与える仕組みについて、「公共工事発注にあたっての総合評価落札方式活用ガイド」に以下のように記載されています。
総合評価落札方式では、価格のほかに入札企業から提案されたさまざまな技術提案に基づいて実現するメリットを紙して総合評価します。具体的には、このメリットをさまざな評価指標をもとに「得点」に換算します。そうして、この特典と入札価格とを対比して評価値を求め、「価格」だけではなく、技術提案のメリットを評価した「得点」と、工事価格とその他の必要なコストを含めた「コスト」を比較した「評価値」が最も高かった者が落札者となります。
上述のような評価システムが採用されているため、「技術提案」の評価の結果が、落札に大きな影響を与える仕組みになっています。
【A社】
入札価格は最も低いが、技術提案の評価が低い
【B社】
入札価格はA社より低くないが、技術提案の評価が高く、評価値が最も高い
B社が落札者となる
(出典:「公共工事発注にあたっての総合評価落札方式活用ガイド」、一部修正)
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