掲載期間終了後のNETIS登録申請サポート

(改良技術の登録申請支援)

ファインテックのサービスの特徴

“再”登録の実績多数

”再”登録の場合は新規登録とは異なり、従来技術の設定や既存登録技術との相違点の抽出がポイントとなります。弊所ではこうしたポイントを踏まえ、“再”登録の支援をいたします。

「新規性」の抽出の支援

弊所では、技術の改良はストーリであると考え、そのストーリーを重視することで、新規性の抽出、解決課題の特定を抜かりなく行います。

試験方法の提案

弊所では“再”登録技術の設計開発のプロセスを重点的に確認することで、「活用の効果」の内容、立証手順を分析を行います。


NETIS掲載期間終了技術の”再”登録事例

 

 ファインテックでの”再”登録の実績の一例を下記に示します。なお、本件についてお客様のご了承を得ております。

株式会社建設システム
技術名

 小黒板電子化アプリ「SiteBox」

(KT-2300418-A)

技術概要

移動用端末の撮影機能と連動した電子黒板のアプリケーション技術

株式会社ヨシカワ
技術名

 IoT自動発停遠隔制御・監視システム

(KT-190126-A)

技術概要

制御盤に搭載されたIoT機器、PLC機器により、水中ポンプ、発電機などの稼働状況の遠隔監視・操作及び発電機の自動稼働とバッテリー機能の安定化を実現するシステム


“再”登録が難しい理由

1.そのままの再登録は認められていないため、登録要件が相当厳しくなります

  

 NETIS登録技術は制度上再登録が認められておりません。この点の審査方針は大変厳しく、事前審査の過程において質問を受ける事項でもあります。一方で、新たに技術開発をすることで、新規性を有する場合は”登録した技術に改良事項を追加したという条件”において、登録を認める道が開かれております。

 

 しかしながら、既存の登録技術について新たに追加するにあたり、既存の登録技術との比較、従来技術との比較など、新たに改良・追加された点、向上した効果を個別に比較する項目が多くあります。このような新規項目は、第三者の視点でチェックをすることで、新たな発見がある場合がありますが、単純なスペック向上、市販品の取り付けといった製品型式の形式的変更とみなされる懸念があるため、着手にあたっての十分な準備が必要と考えられます。 

2.新規性の主張範囲が大幅に制限されます

 

 掲載期間満了技術にはなかった新たな改良点を追加する必要があります。

 

 これは、既存登録技術には含まれない内容を展開する必要があるため、しばしば追加事項が少なくなる傾向があります。例えば、特定装置の設置個所を変更した、出力を変更した・・・といった場合においては、単純な型式変更ではない申請者としての技術創意性を説明する必要があります。このため、制約された新規性のPR事項に対する活用の効果の主張方法について、既存の登録技術の開発の視点にとらわれない相当程度新しい視点で整理する必要があります。

※同業他社(弁理士、弁護士、行政書士など)の方からのお問い合わせは固くお断りいたします。

掲載期限終了後の改良技術に係わる登録申請のポイント

 

 改良技術に関する登録は、初回登録の時と同様に様式-2において技術概要を記載し、同様式で技術の比較表を記載していきますが、「技術の新規性」と「従来技術」の特定については、初回申請時点とはまた異なった視点より整理する必要があります。この点においては、市販品等の単純な追加・組み合わせといった観点ではなく、既存登録技術及び従来技術に対して、可能な限り定量化が可能な効果の実現に向けた整理が求められます。

 

 ファインテックでは、NETIS登録技術が、登録後の活用効果調査において発注者等から高い評価点を取得できるように、活用効果調査結果に映えるような登録後の評価を見据えた一歩先をいく御支援をしております。

 

NETIS登録申請の手続き概要フロー
<登録申請の概要フロー>

 

表 改良技術の確認にあたっての参考指標一覧

ポイント 改良技術の視点
新規性

①従来の市販品の単純な追加や仕様変更ではないか(例:LEDを取り付けた、特定機器の噴射方向を変更した・・・など)

②新規性の追加は、従来技術では実現できなかった技術的課題を解決する関係になっているか

 

活用の効果

①活用の効果が、可能な限り定量的に表現できるか(もし難しい場合でも、可能な限り代用特性により表現できるか)

②事後評価などの審査を意識した技術文章として構成できるか

 

※NETIS登録に関するQ&Aコーナーにも詳細を掲載いたしております。


ファインテックのサービス概要

 

 ファインテックでは、NETIS登録のメリット実現のために、国土交通省を始めとする取引先への「技術提案書」の作成として心がけており、次の業務フローによりNETIS登録サポートを行っております。また、サービス展開にあたりましては常に登録後の活用効果調査における高い評価の取得を念頭に御支援いたしております

【1】NETIS再登録可能性調査(改良技術の調査・分析・評価)

 

NETIS新規登録とは異なり、既存登録技術の改良をした技術を登録する場合は、どの点を改良したのか、改良した点が申請者の創意工夫した点として評価できるか、さらには従来技術との比較が可能かといった点がポイントとなることがあります。ファインテックでは㈱日興イノベーシアと協業し、改良に至った経緯、技術課題を詳しく分析することで、再登録の可能性を高めるための技術的、戦略的アプローチをご提案いたします。本調査業務では論文、学術関係者との協議などに基づきコンサルティングを致します。

 

本調査の手法

論文調査

各種論文集などにより論文調査を行います。

技術動向調査

最新の技術動向を調査します。

学術関係者との

協議

必要に応じて学術関係者と協議を行います。

改良事項の創意性

の調査

改良点が創意工夫した点として認められるか否かを調査します。


本調査でわかること

     
  1

登録予定技術が登録要件を満足する見込み

 
       
  2 登録要件を満足するための解決すべき技術的論点  
       
  3 「活用の効果」の技術的な立証手順、立証資料の作成方法の提案  
       
  4  既存登録技術に対する改良事項が創意性を有するか否かの見込み  
       

最終登録までに2年以上経過される申請者の方もございますが、まずこの第一段階を正確にクリアされることで、事後の不登録リスクの軽減を図ることが期待されます。

【2】技術事務所への事前審査

 

国土交通省では、NETIS登録申請の受付の前に「登録事前審査手続」を採用しており、本手続をパスした技術のみの申請を許可しております。この手続きは一度落選しますと、同一技術の再申請が認められなくなります

 

このため、この手順の確実なパスを目指して、「ファインテック独自のNETIS登録可能性調査」の業務による論点整理の元で、各技術事務所に対する事前審査のパスに向けた準備作業を行い、国土交通省が求める事前審査の関連資料を作成、提出致します。

【3】登録申請書類作成および書類の代理提出・協議の代理

 

NETIS登録のための各様式の作成を行います。詳細は以下のフローをご参照ください。

 

具体的には、「様式-2」の技術概要証、比較表(類似技術、従来技術が関連)及び活用効果のバックデータの作成(修正等を含む)をファインテックで承ります。さらに、行政書士としての法務代理権限により、国土交通省への一切の提出及び協議について、代表窓口として一括のご支援が可能です

メンテナンス・レジリエンスTOKYO2024に出展します

 

弊所の代表が経営する㈱日興イノベーシアがR6年7月に開催されるメンテナンス・レジリエンスTOKYOに出展いたします。詳細は下記リンクをご覧ください。

  • 日程:R6年7月24日(水)~26日(金)
  • 場所:東京ビッグサイト 東展示棟

メンテナンス・レジリエンス TOKYO 2024


新規登録に向けたNETIS登録申請サポート

ファインテックでは、新規のNETIS登録申請もサポートいたしております。詳細は右記のページをご参照ください。


海外技術のNETISへの登録

 

 海外技術のNETISへの登録申請もサポートいたしております。必要に応じて同意書や技術資料の英日/日英の翻訳も致しております。詳細は上記「NETIS新規登録申請サポート」のページでご確認ください。

 

 また、英語サイトもございますので、そちらもご参照ください。

お問合せから契約までの流れ

お問合せ

電話(052-228-9772)、メール、お問い合わせページなどからご連絡ください。面談で必要となる技術資料をご案内いたします。


面談(WEBまたは対面)

事前にいただいた資料をもとに、技術の内容やご希望の内容などをヒアリング致します。


見積提示

面談で確認した内容をもとに、詳細の見積もりを提示致します。技術の内容及びご要望に応じて金額が異なります。


契約

見積の内容にご納得いただいてから、書面にて契約致します。


※同業他社(弁理士、弁護士、行政書士など)の方からのお問い合わせは固くお断りいたします。