NETIS申請手続のための技術コンサルティングにより
御社のNETIS登録可能性を高めて参ります!
ファインテックでは、登録実績多数のコンサルタントが御社のNETIS登録を支援致します
1 | 関東技術事務所では100%登録(令和4年3月時点)を誇る信頼性の高い実績 |
登録にあたっては「活用の効果」の評価が重要です。この評価は、可能な限り定量的(いわゆる「見える化」)であることが求められ、設計者の感覚的な評価では難しい場合があります。また、最近では脱炭素化への評価項目も加わるなど、評価の視点は多様化しております。ファインテックでは、多数のNETIS登録実績の経験を活かし、登録の可能性を高めるための技術コンサルティングを含めたご支援が可能です。 |
2 | 独自のNETIS登録可能性調査(論文調査・最新の技術動向調査・学術関係者協議) |
新技術を新技術登録システムに登録するためには、まずは登録開始前の現状把握、事前準備が大切です。ファインテックでは、登録申請の手続きを開始する前に独自の技術調査を重点的に行います。この調査手続を技術事務所の事前審査の前に確実に行うことにより、最終的により完成度の高い申請書類の作成が可能です。また、既往実績では東京大学など高い専門的指導が可能な学術関係者が含まれます。 |
3 | 現場を意識した「活用の効果」(品質、施工性、環境等)の試験方法の提案、効果評価の資料作成 |
代表は発注者の経験者として、発注機関が”知りたい”、”使いたい”と考える技術活用の視点に触れて参りました。このため、技術登録にあたっては、これらの視点を生かした書類を作成支援が可能です。特に、過年度の施工実績からの情報調査、品質の評価に必要な実務的視点、基準について、現場を意識した試験方法、調査方法をご提案いたします。 |
4 | ご依頼者の方のご要望を極力反映した「新規性」の検討 |
ご依頼者の方が要望される「新規性」がNETIS登録の観点から考えて困難な場合でも、極力ご要望通りの「新規性」を可能にできるよう、工夫いたします。場合によっては、非常に困難な課題を抱えることもあり、お客様と協議を重ねて工夫してまいります。また、お客様が想定されていない「新規性」を掘り起こし、提案させていただくこともございます。
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ファインテックでは、コンクリート施工、橋梁補修などの従来工法から、橋梁メンテナンスやインフラ維持管理におけるAI、i-construction関連技術、ネットワークカメラといった先端性のある新技術分野まで幅広く対応いたしております。
登録技術の一部について、ご依頼者様の事前同意を頂きまして下記のとおりご紹介いたします。
技術名 |
完全自己処理型水洗トイレ「トワイレ」 (QS-200064-A) |
新規性 | 汚泥処理を電子制御できる汚泥循環処理システムを含めた浄化処理システム等 |
技術名 |
モニタリング用光ファイバーセンサー (KT-210029-A) |
新規性 | 光ファイバーケーブル上のブルリアン散乱光の解析による構造物の歪み及び温度変化のモニタリング技術 |
技術名 |
磁気ストリーム法による橋梁のPC鋼材破断検査法(SenrigaN) (KT-190094-A) |
新規性 | 橋梁内部のPC鋼材の破断個所について、磁力の減衰傾向から自動判断する非破壊検査方法 |
技術名 |
ハニカム防音パネル(テクセルSAINT)
(KT-190086-A) |
新規性 |
ヘルムホルツ共鳴原理による騒音低減パネルの採用 |
技術名 |
注水併用エアクリーニング工法 |
新規性 |
コンクリート温度上昇の抑制技術(ひび割れ抑制) |
技術名 |
「鋳心管」(いしんかん)橋梁用排水パイプ (TH-170015-A) |
新規性 | 橋梁排水パイプの耐食性能、部品一体性の向上 |
技術名 |
移動コンクリートミキサー (KK-180009-A) |
新規性 | 可搬性を有する生コンの製造・打設機能 |
技術名 |
空冷・ディーゼル非常用自家発電装置 (KT-200079-A) |
新規性 | エンジン仕様について水冷から空冷エンジンへの変更 |
技術名 |
原位置微生物活性化型のバイオレメディエーション (EDC工法)(KT210060-A) |
新規性 | 嫌気性微生物の繁殖を促進する微生物栄養剤(EDC)の注入 |
技術名 |
緊急避難信号送受信装置システム (CB-180022-A) |
新規性 |
送信機及び通信技術の使用による安全性の向上 |
NETISとは、国土交通省が自らの公共事業で活用している新技術に係る情報を、一般の方々と共有し提供するためのデータベースです。このデータベースのシステムは「新技術情報提供システム」(New Technology Information System:NETIS)といわれ、新技術情報の提案、活用、現場での導入効果の検証及び評価の流れにより、新技術の一層の活用が期待される仕組みとなっています。
また、NETISは我が国の建設行政において、建設資材業者、施工業者及び技術コンサルタントにとって、自社の宣伝、発注業務の参考資料等において、欠かすことのできないシステムとして認識されており、実際の利活用(特に、活用効果調査後のVR、VEの評価結果)は国に留まらず都道府県、市町村といった幅広い建設行政において利用されております。
NETIS登録された技術は、その翌年度から5年間データベースで公表されます。この5年間で事後評価(登録後の評価システム)を受けることにより、最長で10年間公表される場合もあります。登録後の公表期間のイメージ図を下に示します。
また、事後評価を受けることにより、登録期間の延長のみならず、技術の信頼及び品質などのブランド力を向上させることができます。
NETIS登録技術は、国の公共事業の施工現場で活用される可能性あるものとして、公的に活用が期待されます。
「NETIS登録技術」として国土交通省の公式HPに公開されることにより、技術活用の公的な期待が高まり、活用効果調査の取得によって自社技術の宣伝効果が格段に高まります。 特に、展示会などに出展する場合はPR効果は大変高いものがあります。実際に弊所のお客様より、NETIS登録の完了後に納品数が増加したとのお声をいただいております。
下図に、弊所が支援させていただいたお客様の建設資材の納品実績の推移の一例を示します。
NETIS登録技術を活用することにより、公共事業への入札要件の取得、工事成績評定点のアップの機会に繋がります。このため、施工者にとって活用技術がNETIS登録されていることは大きな意味を持ちます。
設計者が設計項目に技術を採用する場合は、その技術の活用のメリットを十分に比較した上で行います。この場合、施工者の技術活用により事後評価における評価情報を得ることができるため、自社技術の活用の機会が広まります。
ある国土交通省の担当官より200日が平均登録期間(初回協議から登録まで)と伺ったことがありますが、実際上は初回申請より2年近く登録に時間を要されている申請者の方もございます。この理由としては、国交省との協議の時間を要することに加えて、登録申請書類の作成の複雑さにもあります。
一般的な手順としましては、様式-2において技術概要を記載し、様式-4で技術の比較表を記載していきますが、「技術の新規性」と「従来技術」の特定については、国土交通省との専門的なやりとりが何度も必要となり、時間的に大変な作業であり、専門的スタッフによる効率的な手続が求められています。このため、弊所の経験上は下図のイメージの様に、申請手続が長期化するケースと効率化するケースの大きく2区分されるのではないかと思われます。
ファインテックでは、国交省の担当官の審査実務の視点を参考に、申請手続が効率化するように努めて参ります。参考までに、「活用の効果」のポイントを下表に示しましたので、ご参照ください。
活用の効果 | 立証すべき事実範囲 |
施工性 | 熟練工の依存工程の減少、特定の作業工程の実質作業が減少、技術インターフェースの拡大、自動化/機会化の程度が増大など |
品質・出来型 |
出来型や精度の向上、品質の向上など |
安全性 | 落下事故等の減少、危険物等の取扱の減少など |
環境 | 水質汚濁の可能性の減少、粉塵発生量の減少、景観性の向上など |
ファインテックでは、NETIS登録のメリット実現のために、国土交通省を始めとする取引先への「技術提案書」の作成として心がけており、次の【1】から【4】の業務フローによりNETIS登録サポートを行っております。また、サービス展開にあたりましては、常に登録後の活用効果調査における高い評価の取得を念頭に御支援いたしております。
NETIS登録を検討される技術の登録上の論点整理等について、ファインテックでは登録可能性調査を独自の手法により行います。より確実な評価を行うため、ファインテックでは㈱日興イノベーシアと協業し、各種論文及び最新の技術動向を解析し、また、学術関係者との協議なども行った上で技術評価を行っています。
本業務により、以下の報告事項を通して登録可能性に関する重要情報をご提供致します:
最終登録までに2年以上経過される申請者の方もございますが、まずこの第一段階を正確にクリアされることで、事後の不登録リスクの軽減を図ることが期待されます。
詳細は、下記のフローをご参照ください。
国土交通省では、NETIS登録申請の受付の前に「登録事前審査手続」を採用しており、本手続をパスした技術のみの申請を許可しております。この手続きは一度落選しますと、同一技術の再申請が認められなくなります。
このため、この手順の確実なパスを目指して、「ファインテック独自のNETIS登録可能性調査」の業務による論点整理の元で、各技術事務所に対する事前審査のパスに向けた準備作業を行い、国土交通省が求める事前審査の関連資料を作成、提出致します。
NETIS登録のための各様式の作成を行ないます。詳細は、下記のフローをご参照ください。
具体的には、「様式-2」の技術概要書の作成、「様式-4」の比較表(類似技術、従来技術が関連)、作成コストのかかる「様式-3」までをファインテックで承ります。 さらに、行政書士としての法務代理権限により、国土交通省への一切の提出及び協議について、代表窓口として一括の御支援が可能です。
NETIS登録が無事完了しました後は、登録番号として-A評価を取得することとなりますが、この評価情報は国土交通省による活用の評価(つまり、公的な品質評価)ではないため、国交省、自治体の担当者、設計コンサルタントが積極活用するに当たっては、活用効果調査(国交省の事業において受注者が入札契約後に新技術活用を提案し受け入れられることで行う「施工者提案型(契約後提案)」など)による事後評価を取得する必要があります。また、NETIS登録は5年で抹消されますので、事後評価のない技術は5年で抹消され、多くの登録技術は5年で抹消されており大変もったいない状況となっています。
このため、ファインテックでは、-A評価の登録技術を最長10年の延長を目指して、事後評価に向けた活用効果調査の作成サポートを致しております。作成の対象資料となる資料は、下表のとおりです。
No | 支援対象資料 |
1 |
新技術活用計画書 ※各施工現場の施工条件に対応した計画書をご提案します。 |
2 |
活用効果調査表(案) ※各施工現場に応じた多様な調査報告をご提案します。 |
3 |
活用効果調査表に関連する根拠資料作成、提案 ※完了検査等において活用可能な資料のご提案をします。 |
建設技術は、施工技術から材料技術まで大変多様です。また、登録技術については、製品、工法、システムなど、様々なカテゴリーに区分化されております。そのため、各登録申請に必要な詳細なお見積もりをご提案させていただきます。
お気軽にお問い合わせください。
☎ お問い合わせ |
0568-44-2388 |
※同業他社(弁理士、弁護士、行政書士など)の方からのお問合せは固くお断りいたします。
ファインテックでは、一度NETISに登録されたものの掲載期間が満了した技術を再度NETIS登録したい方へのサポートも行っております。近年では、多くの方の信用を得た技術に関する知財マネージメントとして、登録済みの技術の開発に向けた相談がございます。
詳細は右記のページをご参照ください。
ファインテックでは、海外の優れた技術の国内導入・活用に関するNETIS登録を積極的にご支援いたしております。
NETIS登録は、国際特許出願におけるPCT出願とは異なり、海外での申請は認められないため、必ず日本国内に支店若しくは支店に類する営業所の設置が求められます。これは、NETIS実施規約第1条、15条に関連しますので、ご不明な点は行政書士ファインテック技術法務事務所までお問い合わせください。
海外技術について、ファインテックでは下記の追加サポートを行っております。
①.海外技術、安全性取扱指針などの仕様書等の技術翻訳(EU指令など含む)
②.NETIS申請同意書、技術契約書の原文作成(英訳の作成もできます)
また、ファインテックでは所内で英語資料の読み込みも行いますので、英文の資料にも対応できます。
海外技術のNETIS登録実績
登録実績の一例をお客様にご了承を得た上で、下記の通り示します。なお、今後更なる実績を適宜更新予定です。
プライムエナテックジャパン株式会社(東京都) |
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技術名 |
アルミ反射断熱材(AGF) |
新規性 |
断熱材をグラスウールからアルミシートとグラスクロスを複合化した仕様に変更 |
登録番号 |
KT-190043-A |
登録年 |
2019年 |
NETIS業務に関する英語ページはこちらから↓
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