規格作成の戦略分析から規格原案の作成まで、新制度の活用をサポート致します!
1 | 事業戦略との整合を重視した規格作成のコンサルティング |
登録を成功させるには、技術(特に活用の効果、技術が成立するインターフェース)の正確な分析と的確な論点の絞り込みが必要となります。ファインテックでは、申請前の充実した技術コンサルティングにより、未登録のリスクを減らします。 |
2 | 発注機関の技術採用担当経験者ならではの実務的な視点を反映した書類作成 |
ファインテックでは、NETISの申請書は国交省への「技術提案書」と位置づけ、発注機関の技術活用の視点を活かした書類を作成いたします。国交省は実際の発注者の立場でもあるため、発注者や施工者が関心を持つ評価項目を抽出いたします。 |
3 | 充実した技術調査によるお客様負担の軽減 |
NETIS登録技術は新技術であるため、JISなどの規格では評価できない調査・試験方法が求められる場合があります。ファインテックではお客様の技術の活用効果が最大限にPRできる調査方法などのご提案により、お客様の技術調査等のご負担を軽減いたします。 |
本制度は、平成26年7月に、経済産業省において、従来の業界団体を通じたコンセンサス方式を省略した「新市場創造型標準化制度」を創設しました。制度の対象となる規格は、国内規格であるJIS、国際規格であるISO/IECです。
この制度では、以下の要件を満足することで、制度の採択の道が開かれ、自社の戦略的な公的規格の作成、提案、採択が可能となります。なお、下記要件の記載は、弊所にて少々かみ砕いて記載しております。
本制度は経済産業所と主要産業界トップが参画する「標準化官民戦略会議」にて平成27年に導入以来、今日までに40社ほどが採択され、約半数の規格化が成功しております。
経済産業省が中小企業の産業競争力の向上にために、力強く推進する「新市場創造型標準化制度」の活用については、下記のメリットがあります。
従来の規格作成プロセスにおいては、規格の制定、改廃は主務大臣の主導によるケースを除いて、各業界団体のイニシアチブによることが多く、有力な中小企業が有する優れた技術の知財戦略としての標準化はほとんど顧みられることがありませんでした。そのため、標準化の作業として与えられる規格は全て“お上”から付与される関係が事実上生じております。
新市場創造型標準化制度の活用にあたっては、従業員人未満の規模の会社においても、自己の事業戦略として標準化を実現した事例もあり、既存の制度の運用に比べて、自社のビジネス戦略としての標準化を活用する機会が飛躍的に向上します。 この制度を活用することにより、自社技術の速やかな流通を図る可能性が高まります。
従来の規格作成プロセスにおいては、関連業界の所属する標準化団体からの原案の提案、コンセンサスのプロセスなど、規格作成までの時間は相当要する手続きでありました。これは、規格作成には関係者の意見調整を慎重に踏まえることを趣旨としておりますが、その結果として有力企業の標準技術の普及に時間を要する結果を招いておりました。
新制度では、国内業界団体の審議を必須とするプロセスを省略化など、規格作成に関するスピード感を重視しています。
(出典)https://webdesk.jsa.or.jp/pdf/dev/md_4860.pdf
JIS規格作成に関する従来手順と本制度の工程比較イメージ
新市場創造型標準化制度を活用される方々は、主に自社製品の差別化、市場汎用品との区別するセグメント化を目指しています。このようにして、自社技術のハイレベルのブランディング戦略として標準化戦略を導入されています。
その一例として、製品の性能の評価方法を「見える化」すること方法が採用されています。この方法は、他社と差別化する方法であり、新市場の開拓や、新製品の認知度を高めるにあたって、他社には模倣が困難な技術のブランディングが可能となります。特に、競合他社の少ないハイレベル技術(ニッチバイアス市場の優位技術)を有する中小企業にとっては、技術の信用性に繋がる公的なブランド効果は絶大です。
自社技術の性能評価を高める手法としては、性能評価及びその環境条件等を規格化するアイデアがあります。
品質の”見える化”の規格の一例(性能評価規格)
ファインテックでは、次の業務フローにより新市場創造型標準化制度を活用した規格開発をご支援いたしております。
標準化することは、一般産業社会で幅広く普及されることをビジネス的価値の前提としております。しかしながら、標準化には様々なリスクが存在しております。例えば、製品の評価グレード、定量化された試験値そのものが技術開発目標となり、自社技術がキャッチアップされる、試験方法そのものに自社技術のノウハウが関連する場合は、技術漏示につながる懸念があります。
ファインテックでは、ご依頼者様がお考えの新技術が汎用市場の中で高度な差別化を図るうえで、規格開発のメリット、デメリットを技術用途、知財状況などから分析し調査いたします。その上で、新市場創造型標準化制度への採択に向けた論点等をご提案いたします。
新市場創造型標準化制度を活用するためには、最終的に経済産業省にて正式に採択されることが第一歩です。この第一歩に向けて、日本規格協会、標準化アドバイザーとの事前協議等が必要となります。
ファインテックでは、ご依頼者様の標準化戦略を確認の上で、新市場創造型標準化制度の採択に向けた協議、申請書類等の作成のご支援を行います。
詳細は、下記のフローをご参照ください。
規格原案については、JISZ8301をベースとした規格原案の骨格構成、規格事項の詳細を詰めていく必要があります。また、必要に応じては原案作成のための審議に必要な資料等も求められます。
ファインテックでは、御社の技術のニッチ領域の認知度、信頼度の向上につながる「技術効果の部分」に特に着眼し、規格原案に必要な要素の抽出を踏まえて、規格原案のドキュメント作業をご支援いたします。また、規格化の過程で必要なJISC審議に必要な関係協議の資料の作成、協議のご支援を合わせて進めて参ります。
規格開発に関連する技術は、建設から化学、機械に至るまで大変多様です。そのため、各規格範囲に関連する詳細なお見積もりをご提案させていただきます。
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0568-44-2388 |
※同業他社(弁理士、弁護士、行政書士など)の方からのお問い合わせは固くお断りいたします。
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※弊所と酷似したWebサイトにつきましては、調査の上で法的措置をとることがございます。
行政書士ファインテック技術法務事務所
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