掲載期間終了後(期限切れNETIS)の改良技術について
NETIS公式HPへの”再”登録、”再”チャレンジをご支援します!
登録を成功させるには、技術の正確な分析と緻密な論点(特に、技術活用の効果、定量評価、技術が成立するインターフェース)の絞り込みが必要となります。ファインテックでは、申請前の充実した技術コンサルティングにより、不登録のリスクを減らします。 |
ファインテックでは、登録済みの改良技術に関する申請支援を行っております。この申請は、新規申請とは異なり、従来技術の設定、既存登録技術等との相違点の抽出がポイントとなります。このような制約の多い申請条件をクリアできる申請のご支援が可能です。 |
ファインテックでは、技術開発は課題の発見、そして解決を行うための物語(ストーリー)であると考えています。そのため、改良技術の登録にあたって必要な新規性(改良事項に関連)の抽出、解決課題の特定、そして立証のフローを抜かりなくチェックすることができます。 |
ファインテックでは、既存登録技術から”再”登録技術に至る設計開発のプロセスを重点的に確認することにより、「活用の効果」の内容、立証手順の分析を進めてまいります。これにより、初回登録時に求められる審査事項に加えた国交省の審査手続への対応が可能となります。 |
ファインテックでの”再”登録の実績の一例を下記に示します。なお、本件についてお客様のご了承を得ております。
IoT自動発停遠隔制御・監視システム (東京都_国土交通省関東技術事務所対応事案) |
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申請者(開発者) |
株式会社ヨシカワ |
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改良技術名 |
IoT自動発停遠隔制御・監視システム (KT-190126-A) |
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新規性 ※対「従来技術」 |
・水中ポンプと発電機を制御する制御盤に、タブレット端末操作により遠隔監視、制御が可能なIoT機器を搭載 ・前項の制御盤に、発電機の起動等の安定制御が自動化できる装置を新たに搭載 ・IoT機器を利用した異常発生事項を知らせるメール配信システムを採用 |
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改良性 ※対「既存登録技術」 |
M2M、IoT機材の活用による発電機、水中ポンプの自動制御機能の搭載 |
NETIS登録技術は制度上再登録が認められておりません。この点の審査方針は大変厳しく、事前審査の過程において質問を受ける事項でもあります。一方で、新たに技術開発をすることで、新規性を有する場合は”登録した技術に改良事項を追加したという条件”において、登録を認める道が開かれております。
しかしながら、既存の登録技術について新たに追加するにあたり、既存の登録技術との比較、従来技術との比較など、新たに改良・追加された点、向上した効果を個別に比較する項目が多くあります。このような新規項目は、第三者の視点でチェックをすることで、新たな発見がある場合がありますが、単純なスペック向上、市販品の取り付けといった製品型式の形式的変更とみなされる懸念があるため、着手にあたっての十分な準備が必要と考えられます。
掲載期間満了技術にはなかった新たな改良点を追加する必要があります。
これは、既存登録技術には含まれない内容を展開する必要があるため、しばしば追加事項が少なくなる傾向があります。例えば、特定装置の設置個所を変更した、出力を変更した・・・といった場合においては、単純な型式変更ではない申請者としての技術創意性を説明する必要があります。このため、制約された新規性のPR事項に対する活用の効果の主張方法について、既存の登録技術の開発の視点にとらわれない相当程度新しい視点で整理する必要があります。
改良技術に関する登録は、初回登録の時と同様に様式-2において技術概要を記載し、同様式で技術の比較表を記載していきますが、「技術の新規性」と「従来技術」の特定については、初回申請時点とはまた異なった視点より整理する必要があります。この点においては、市販品等の単純な追加・組み合わせといった観点ではなく、既存登録技術及び従来技術に対して、可能な限り定量化が可能な効果の実現に向けた整理が求められます。
ファインテックでは、NETIS登録技術が、登録後の活用効果調査において発注者等から高い評価点を取得できるように、活用効果調査結果に映えるような登録後の評価を見据えた一歩先をいく御支援をしております。
表 改良技術の確認にあたっての参考指標一覧
ポイント | 改良技術の視点 |
新規性 |
①従来の市販品の単純な追加や仕様変更ではないか(例:LEDを取り付けた、特定機器の噴射方向を変更した・・・など) ②新規性の追加は、従来技術では実現できなかった技術的課題を解決する関係になっているか
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活用の効果 |
①活用の効果が、可能な限り定量的に表現できるか(もし難しい場合でも、可能な限り代用特性により表現できるか) ②事後評価などの審査を意識した技術文章として構成できるか
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ファインテックでは、NETIS登録のメリット実現のために、国土交通省を始めとする取引先への「技術提案書」の作成として心がけており、次の業務フローによりNETIS登録サポートを行っております。また、サービス展開にあたりましては、常に登録後の活用効果調査における高い評価の取得を念頭に御支援いたしております。
NETIS新規登録とは異なり、既存登録技術の改良をした技術を登録する場合は、どの点を改良したのか、改良した点が申請者の創意工夫した点として評価できるか、さらには従来技術との比較が可能かといった点がポイントとなることがあります。ファインテックでは㈱日興イノベーシアと協業し、改良に至った経緯、技術課題を詳しく分析することで、再登録の可能性を高めるための技術的、戦略的アプローチをご提案いたします。本調査業務では論文、学術関係者との協議などに基づきコンサルティングを致します。
本業務により、以下の報告事項を通して登録可能性に関する重要情報をご提供致します:
最終登録までに2年以上経過される申請者の方もございますが、まずこの第一段階を正確にクリアされることで、事後の不登録リスクの軽減を図ることが期待されます。
詳細は、下記のフローをご参照ください。
国土交通省では、NETIS登録申請の受付の前に「登録事前審査手続」を採用しており、本手続をパスした技術のみの申請を許可しております。この手続きは一度落選しますと、同一技術の再申請が認められなくなります。
このため、この手順の確実なパスを目指して、「ファインテック独自のNETIS登録可能性調査」の業務による論点整理の元で、各技術事務所に対する事前審査のパスに向けた準備作業を行い、国土交通省が求める事前審査の関連資料を作成、提出致します。
NETIS登録のための各様式の作成を行います。詳細は以下のフローをご参照ください。
具体的には、「様式-2」の技術概要証、比較表(類似技術、従来技術が関連)及び活用効果のバックデータの作成(修正等を含む)をファインテックで承ります。さらに、行政書士としての法務代理権限により、国土交通省への一切の提出及び協議について、代表窓口として一括のご支援が可能です。
海外技術のNETISへの登録申請もサポートいたしております。
必要に応じて同意書や技術資料の英日/日英の翻訳も致しております。詳細は上記「NETIS新規登録申請サポート」のページでご確認ください。
また、英語サイトもございますので、そちらもご参照ください。
建設技術は、施工技術から材料技術まで大変多様です。また、登録技術については、製品、工法、システムなど、様々なカテゴリーに区分化されております。そのため、各登録申請に必要な詳細なお見積もりをご提案させていただきます。
お気軽にお問い合わせください。
☎ お問い合わせ |
0568-44-2388 |
※同業他社(弁理士、弁護士、行政書士など)の方からのお問い合わせは固くお断りいたします。
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※弊所と酷似したWebサイトにつきましては、調査の上で法的措置をとることがございます。
行政書士ファインテック技術法務事務所
〒461-0011 愛知県名古屋市東区白壁1-45 白壁ビル711 Tel:052-228-9772
※令和4年10月に事務所移転及び電話番号変更致しました。